«病理の結果が出る、と思ったら»

母の痴呆症に似た症状は2～3日たつと、若干落ち着いてきました。

ただ、看護師さんを敵視したり、他の患者さんの悪口を言ったりと、以前の母なら考えられない行動は多々ありました。
そして目つきが、何か違うんです…子供っぽいというのか、ギラギラしているというのか…
とにかく、以前とは違う目つきをしていました。


また術前にくらべて

右手がふるえる
味の好みが変わる

そんな変化もありました。

脳の一部を切り取ると、やはり何らかの症状や変化が出るものなのでしょうか。


そんなこんなで母がまだ以前の母に戻る前に、腫瘍の病理の結果が出るはずでした。

たぶんグレードⅡ……でしょ。
そんな風に考えていました。

しかし、病理の先生は2人いるらしいのですが、一人は「グレードⅡ」一人は「グレードⅢ」と診断が分かれたため、再度精密な病理に出されるらしく…

ふ、複雑……＞＜；
バシッと診断してください！！

とにかく、グレードⅢよりはグレードⅡが良い！！
神様、お願いします！！！

そんなことを祈りながら、さらに診断を待つことになりました。

母はまだニコニコ笑ったり、周り敵視したり…そんな感じでした。