«昨日の続き»

まぁ…そんなことで急いで日本に帰って来ましたが、

自宅のドアを開けてビックリ！

お母さん…痩せたね…

それがまず第一印象でした。
10キロ程度痩せたとのことで、かつてのふっくらした母は、げっそりとした顔をしていました。

この急激な減量の原因は神経膠腫（グリオーマ）によるものではなく、
神経膠腫（グリオーマ）であることにショックを受け、若干うつ気味になっていた精神的なものが原因でした。

ひさしぶりに見た母の顔がものすごくやつれていたもので、
非常にショックを受けると同時に、とりあえず帰国は間違ってなかったと確信しました。
母も私が帰って来たのを喜んでくれました。

実は母は病院に勤務しており、この病気が恐ろしいものであることをある程度は知っていたようでした。
（第一発見場所もその病院だったし…）
だから余計ショックが大きかったのかもしれません。

ゴールデンウィーク明けから、Ｔ女子医大に入院するということが決まっていましたが、
まだこの時点ではまだグレードがなんなのかもわからず、家族一同、とにかく不安でいっぱいの時期でした。


母はせっせと入院のための荷造りをしていました。