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ある日、母にグリオーマが見つかった。

ある日、母にグリオーマ(神経膠腫)が見つかりました。それは突然のことでした。 グリオーマって何なのか、闘病って何なのか、生きるって何なのか… そんなことを考えながら娘である私が書きます。
2024
05,22

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2008
11,06
「出産の時以外、入院するのは初めて。」

そう言うほど、母は今まで元気でした。
母自身も自らを元気だと思っていたし、私たち家族も母は元気だと思っていました。
グリオーマが発見されても、これといった症状も出ていないし、
いまいちピンときませんでした。

何かの間違いなのでは…!?


しかし、母の脳の断面図には、確かにグリオーマの影がはっきりと写し出されていました。

グリオーマは右前頭葉にありました。
左前頭葉には言語中枢があるので、右でまだ良かった…そう前向きに考えることにしました。

腫瘍の大きさは…思ったより結構大きかったです。
担当医も「これくらいの大きさだと、はっきりとした症状が出てもおかしくはない」
そんなことを言っていました。
(ちなみに担当医は手術経験も豊富な方で、まっすぐに正直に話す方で、信頼できる方でした。)

気になるグレードですが、正確には実際に開頭して、腫瘍を取り出し病理に出さなければわからないけれど、

「おそらくⅡかⅢ」

そんな感じでした。

右前頭葉は、知能,人格,理性などに関わっている場合もあるため、人によっては手術で脳の一部を取り除くと、性格が変わったりする…
90%以上の人は左前頭葉に言語中枢があるが、まれに右前頭葉にある人もいる。その場合は失語症に陥る可能性が高い…

………

ひぇぇぇ!!!


でも、仕方ない。腫瘍をそのまま放置しておいても悪くなる一方だし、性格が悪くなったり(!?)本当にすごい確率で言語中枢が右にあったとしたら、それはそれで、仕方ない。
100%安全な手術なんてないですからね。
その点は母自身も承知しました。

とりあえず、できるだけグリオーマを取り除かなければ!!

その気持ちがとにかく強かったです。
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プロフィール
HN:
cat rin
年齢:
43
性別:
女性
誕生日:
1981/04/12
職業:
会社員
趣味:
焼肉を食べること
自己紹介:
韓国に滞在していた時、母の脳腫瘍(グリオーマ)の存在が発見され、ただちに帰国。

現在は都内の会社に勤務しつつ、手術を終えた母とも仲良く暮らしています★
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