«母、落ち着く»

一週間もすると、母もようやく落ち着いてきました。

本当に本当に良かった！！！！

«病理の結果が出る、と思ったら»

母の痴呆症に似た症状は2～3日たつと、若干落ち着いてきました。

ただ、看護師さんを敵視したり、他の患者さんの悪口を言ったりと、以前の母なら考えられない行動は多々ありました。
そして目つきが、何か違うんです…子供っぽいというのか、ギラギラしているというのか…
とにかく、以前とは違う目つきをしていました。


また術前にくらべて

«この症状はいったい…»

前回、痴呆症のような症状が出たことをお話ししましたが、
この時期が私は精神的に最もつらい時期でした。
もちろん父も、姉も相当ショックを受けていました。

もしかして、母はずっとこのまま…！？
手術なんか受けなければ良かったのでは……

そんな後悔と不安と先の見えない恐怖で、私たちはぐったりとしていました。
無邪気に走り回る母。

どうしたらいいんだろう…

次の日の母の行動。それは…

«目の前が真っ白になった»

その後も数回にわたる痙攣発作を起こした母は病室を移動することに。
ナースセンターから一番近い部屋で、男女の区別もなく、どちらかと言うと重症の患者さんたちが集まっている病室でした。

男女混合の部屋なんてイヤ～★
とか言っている場合でもないので、とにかく移動させてもらいました。

そして…事件は起こりました。

«順調に回復…のはずが…»

1回目の外科手術後、2～3日は母はぐったりとしていました。
食べるのはもちろん、ぐったりとして、トイレ以外は出歩かない…そんな感じでした。

大きな手術の後だから…
時間がたてばまたいつも通りの母になるよね…

そう思っていました。